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アルトとの思い出 6

…よし、転職しよう。
もう、腹はくくりました。
…現状を変えるのは、やっぱり自分です。


さて、アルトのログも大詰めです。
今回は一番の思い出を残していきたいと思います。


アルトと一緒に走り続けてきた、とある夏の始め頃…
私はアルトと共に、とある場所へ行く事を決心します。
それは…
『福井県立恐竜博物館』
小さい時に一度、行った事があった…らしいのですが、ちょっと記憶が…
とにかく…
自分の運転で、自分の手で、自分の足で…
私の力で行ってみたかったんですよね、恐竜の聖地へ。

私の住まいは愛知県。
今回のターゲットは福井県。
岐阜を超えなくてはなりません。
これは、パッと見ただけでも結構なロングラン。
燃料もしっかり準備しておきました。

道のりは高速を使わず、全て下道で行きます。
そう考えると…
走る時間は4~6時間程と予測。
途中の休憩や道路状況、そして速度でも変わってきます。
平均時速50キロと60キロでは、1時間の走行距離は10キロの差が出ますからね。
なので、時間のブレ幅は大きめに予想です。


さてー…
昼前頃に到着したいと思っていた私は、朝少し早めに出発。
そのまま愛岐大橋を渡り、後はずっと道なり直進です。
道としては、至って覚えやすかった事もあり、
地図は持たずにポイントをメモした紙だけ持って行きましたね。

まず待ち受けていたのは、各務原にある3つの坂。
私は『3凶坂』なんて言っていますが、これがそこそこの傾斜でして…
その周辺に住んでいる方にとっては当たり前な坂なのかもしれませんが、
私の自宅周辺とかでは、こんな坂は見ないんですよね~。
アルトにとっても、この坂はそれなりに厳しくて…
一応、その坂の手前には十分な距離の道路があるので、
それなりの速度を維持して突入です。
5速でベタ踏み…ですが、やはり速度は維持出来ずにジリジリと下がっていきます。
それでも、何とかそれらの3凶坂は乗り越える事が出来た訳です。
その後も大小の坂道がありましたが、難なく突破。
今回で一番問題のポイントに差し掛かります。

出発前から、親からも警告されていたポイント、それが『油坂峠』です。
岐阜と福井を繋ぐ道。
しかし、その道は険しく、曲がりくねった急勾配の峠道なのです。
出発前、親からは…
「アンタのアルトじゃ(MTだから)登れんわ」
…なんて言われていましたが、いやいや!
例え私のアルトがMTであろうと、車は車です。
ATが登れてMTが登れないとか、そんなハズは無い…!
それが軽自動車であろうと、そんな事は関係ありません。
アルトは『自動車』なんです、坂に負けてたまるか!

…で、その油坂峠に進入していった訳ですが、
その前のループ橋から雲行きが怪しいのです…
まだ、そのループ橋は余力がありましたが、
その直後から一気に傾斜が厳しくなり、アルトの速度がどんどん落ちていきます。
まだ入り口だというのに、これだけの傾斜…
5速は維持出来ず、早めに見切りをつけて4速に。
…維持出来ず。
4速全開でも無理と分かり、何とか3速に繋げます。
維持は…可能です。
3速のベタ踏み状態で、ノロノロと坂を上がっていくアルト。
こんな状態が、しばらく続きました。

当時は、油坂峠の入り口にある高速の入り口が、福井方面は無料であると知らなかったので、
力ずくで油坂峠を登ってやろうと思っていたのです。
…先に知っていれば、そっちに退避していたんですけど、
まぁ…運転を楽しめたので、良しとします。

でー…
高速の入り口をパスして、更にノロノロと登っていくアルト。
後方から普通乗用車が登ってきたのが見えたので、
広めの場所で先に行ってもらい、後を付いていきます。
いや、速度的にそうした方が良かったと思ったんですよね。
その後も、少し平坦になれば、4速→5速と上げて速度を上げたり出来ましたが、
やはり登り状態では厳しく、大半が3速・4速での登りで終始進んでいましたね。

下りになってからは一変、当然のごとく一気に速度が上がっていきます。
私がとった行動は、もちろんギアダウンでのエンジンブレーキ。
やや緩めの下りなら4速、きつめなら3速に落としてのエンジンブレーキです。
大半は3速でのエンジンブレーキでしたが…
いやー、うなってましたね、エンジン。
普段なら絶対に聞かないであろう音を出していました。
『ウォーーーーーーーン』
なんて音ですかね。
とにかく、減速は高回転で頑張ってくれました。

途中、九頭竜ダムで休憩を取り、再度下りです。
先程までと変わらず、エンジンブレーキを頼っての下り。
そのまましばらく走り続け、道の駅を通過。
道の駅に展示してあったティラノサウルスをパスして、どんどん進みます。


その後の道中は難なく進む事が出来、無事に恐竜博物館まで行く事が出来ました。
到着した時は、既に昼近く。
車内で昼食を取り、いざ博物館に入館です。
…まぁ、中での事はアルトと関係無いので、ちょっと省きます。


さて、来たからには戻らなければ帰れません。
今度は行き来た道を逆走する訳ですが…
帰路の方が、登りとしては緩やかだった気がしました。
それでも、やっぱりギアは3速・4速。
登りは緩やかで良かったものの、今度は下りが急で急で…
「こんな所を登ってきたのか!?」
と、下っている最中に思った程です。
坂の上から見た道は、まるでスキー場で下っているかの様。
3速でのエンジンブレーキも、やはり爆音を出しながらでした。
「エンジン…大丈夫かな…」
なんて不安にもなりましたが、そこはアルトを信じて。
まぁ、タコメーターが無い車だったので、
現状、どれだけ回っているかが分からないんですよね。

音や振動から、大体の回転数を把握していた訳ですが、
高回転域は全く使った事が無かったですし、
何より高回転域というのは、下手をすればオーバーレブでエンジンが死にます。
タコが無いので、レッドゾーンなんて分かりませんし…
それでも、エンジンブレーキが無ければ、今度はフットブレーキが死にます。
フットブレーキを多用すれば、フェード現象が起きて減速出来ず…
なので、エンジンブレーキは使わねばなりません。

オーバーレブの心配をしつつ、最後の急な下りを乗り切り、
再び緩やかな道に戻ってきました。
その時の安堵感といったら…
今でも忘れられないですねー。
ホッとしたと同時に、乗り切ったという達成感がありましたから…
MTのアルトでも、油坂峠は乗り越えられるんだ!
親に言ってやりたかったですねぇ…(笑)


まぁ、帰りは眠気があって、スモール付けたまま忘れて仮眠をしたり、
日没で曲がるポイントをロストして、道を豪快に間違えたりしましたが、
それでも無事に帰宅しました。
…本当に、アルトとの最高の1日でした。
1日の走行距離は、約300キロ。
使った燃料は、タンク半分。
1日でこれだけ走ったのは、今現在でもこれが最高距離です。
いやー…
アルトでこれだけ走るとは…
本当に相棒は頑張って峠越えをしてくれたと思います。


これが、アルトとの最高の思い出です。
そんなアルトとも、明日いよいよお別れとなります。
7年半…
その間、色んな経験をさせてくれた相棒…
本当に、本当に別れは辛いのですが、
最後は笑顔で別れたいと思っています。
それが、最後にしてやれる唯一の事だと思うので…

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岩田

Author:岩田
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ドラゴン・龍・爬虫類好きな、
ドラゴンノベルを書いてる人。
趣味は和太鼓・DTM・自動車関係・自転車・ラジコン・
ゲームなどなど。

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