センコークーラとの思い出 《出会い》
今回はちょっと指向を変えて…
私が『特に特別な想いを持っているドラゴン』をネタにしたいと思います。
そのドラゴンは『センコークーラ』
知る人ぞ知る『ドラゴンドライブ』の主役・主要ドラゴンですが、
私が『特に特別』としているのには、ちょっと理由があるのです。
それは…
『このドラゴンこそが、私がドラゴン好きになった原因』
…という点が一番大きいです。
原因と書くと、ちょっと悪く聞こえてしまいがちですが、
私としては全く悪く思ってはいません。
ただ、『理由』と書くと軽い感じがするので、
あえて『原因』と書きました。
まぁ、それだけ私にとってセンコークーラというドラゴンは特別という事なのです。
他の方からしてみれば、センコークーラというのは『1キャラクター』でしょう。
いや、1キャラクター以前に、1カード、1イラストかもしれません。
ですが、私にとっては…
『親友であり、戦友であり、相棒である』
…そんな想いがあります。
色々な道を、一緒に歩んできましたからね。
私にとっては、1キャラクターや1イラストにとどまらないんです。
今回は、そんなセンコークーラとの『出会い』から書こうと思います。
当時の私からしてみたら、このドラゴンとの出会いは本当に運命的でした…
あれはまだ私が中学生の頃でした。
今から11年程前でしょうか。
当時の私は、特にコレといったマンガなんて読まず、
帰宅すればゲームをやっていたという感じでした。
週刊や月刊のマンガなんて、当然ながら買ってはおらず、
立ち読みすらしてもいませんでした。
唯一買っていた月刊誌は『64 DREAM(現 Nintendo DREAM)』でしたねぇ。
これもやはりゲーム関連で、マンガとは疎遠だったのです。
で、当時は現在の様にインターネットは普及しておらず、
ネットに繋ごうと思ったら、いわゆる『ダイヤルアップ接続』する時代だったのです。
環境が整っている家庭では、ISDNだのADSLだのがあったかもしれませんが、
それでもまだ、数メガの通信速度しか出ない時代。
もちろん、私の自宅も当時はダイヤルアップでした。
今の様にネットを使った生活ではなかったですから。
Windowsも98が主力で、ようやくXPが出始めた頃でしたね。
まぁ、前置きはこれぐらいにしておきましょう。
本題に移りたいと思います。
あれは中学三年の冬ー…
私は休みの日に、家族と隣町の大型スーパーに出掛けていました。
まぁ、アピタなんですけどね(笑)
私は特に目的も無く、ただヒマだったので付いていっただけで、
家族とは時間待ち合わせで別れ、私は店内をブラブラ…
ゲーム売り場やCDショップ、文房具コーナーや本屋を見て周り、
特にコレといった事も無く、後は待ち合わせ時間を待つだけでした。
そんな時、ふとカード自販機(カードダス)に目が行きます。
小学生の頃はポケモンカードが出始めた頃で、夢中になってやっていましたが、
当時はカードゲームも卒業し、プレイしていませんでした。
「そういえば、カードなんてやってたな…」
と思いつつ、そのラインナップを目で追っていた時、
1つのカードダスのパッケージに目が止まってしまいました。
そのパッケージは、白を基調に赤・黄で装飾されたドラゴンが大きく前に描かれ、
低コントラストの背景とあいまって、とにかくそのドラゴンが目立っていましたね。
「何だ…コレ…!?」
私はそのドラゴンに見入っていました。
他のカードダスはもう全く目に入らず、
それ所か、そのドラゴンが描かれたカードダスの『作品名』すらも目に入らない程、
その白いドラゴンに釘付けとなっていたのです。
自分では、とても長い時間、そのドラゴンを見ていた様に感じます。
実際には1分も経っていなかったでしょうが、
時すらも分からなくなる程、見入っていたんですね。
そのドラゴンを見た私は、胸がドキドキと高鳴っていました。
体は熱くなり、手には汗がにじみ…
何だか分からない『ワクワク感』があったのを、今でも覚えています。
ただ、それが何だったのかは分かりませんし、
今ではそんな感情、何からも感じないんですよね。
緊張とはまた違う、心の奥底にグッとくるドキドキした感じ…
やけに落ち着きつつも、それでいて熱くなる感じ…
当時はもちろん、ドラゴン好きでも何でもなかったですから、
ただ1体のドラゴンを見てそうなるというのは…不思議でしたねぇ…
で、ただ気になったまま終わらせたくなかったので、
実際にカードを…と、思ったのですが、
そういう時に限って財布を持ってきていないという…
このままではカードダスをガチャれません。
私は、待ち合わせ時間に親から数百円を借りて、再びカードダスの前に。
確かチャンスは3~4回だったんじゃないかなぁ…
百円玉をカードダスに入れ、ダイヤルを回すと…
紙に束ねられられた数枚のカードが、排出口から出てきました。
その中身をその場で確認してみます。
…無い!
パッケージに描かれたドラゴンは入っていません。
そりゃそうです。
今でこそ当時の状況を冷静に振り返れるので書きますが、
まず、全く知らないカードゲームを、ただ1体のドラゴン目当てにガチャるとか、
どれだけ無謀なのかと…
それも、カードダスのパッケージになっているドラゴンという事は、
そりゃもう主役級のドラゴンな訳で…
で、主役級という事は、簡単には出てこないランクのハズです。
いわゆる『レアカード』ですよね。
そんな事も全く気にしない、というか、気にならない程、
その時の私は無我夢中だったんですね~。
『向こう見ず』過ぎにも程があります(苦笑)
さて、まだ回したのは『1回』です。
チャンスはまだあります。
そう思いつつ、次の百円玉を入れてダイヤルを回し、カードを取ります。
中身を確認し…やはり、ありません。
パッケージのドラゴンは入っていません。
無理なのかと思いつつ、次の百円玉を入れてダイヤルを回し、カードを取ります。
中身を確認し…やはり…いや、あった!
パッケージのドラゴンが入っていました!
「うぉぉぉぉっ!…出た!!」
いや~、驚きました。
ただ、驚いたとはいえ、心のどこかでは『出るんじゃないか』と思ってもいました。
いや、このカードのレア度も当然知らないですから、
もしかしたらポンポン出るんじゃないかと…(笑)
で、よくよくカードを見てみると…
ドラゴンの背景はキラキラと光っています。
いわゆる『キラカード』という訳です。
これは…レアなんじゃ…?
ここでようやく、このドラゴンの名前が判明します。
名前は『センコークーラ』
…何だか難しい名前です。
パッケージでは体が半分程度しか見えていませんでしたが、
このカードでは全身を確認する事が出来ます。
翼は4つ、つまり2対ある姿。
属性は…光。
必殺技は…是空陣・光……?
レベルは…4………??
AP2200・DP2400…………???
陣……………????
ん~……何だかよく分かりません。
まぁ、分からないのは当然ですよね。
そもそも、この時点でまだカードゲームの名前すら知らない訳ですし、
このドラゴン目当てでカードダスを回していた訳ですから…
しかも、心のどこかで『出るんじゃないか』だとか、
『ポンポン出る』とか思ってやっていた訳ですから、
いや、当時の私は本当に無鉄砲ですねぇ…(苦笑)
ただ、今でも驚くのは…
『たった数回でレアカードたるセンコークーラを引き当てた』
…という事でしょうか。
カードゲームなんて『箱買い』しなければ、
運が絡んでくるのは必然ですからねぇ…
特に今回はカードダス、自販機ですから、
中身を調べるサーチ的な行為も出来ない訳です。
(もちろんサーチ的な行為はマナー違反ですので禁止です)
さて、センコークーラを引き当てて、まだ百円玉は残っています。
どうせなので、とりあえず全部やってみよう。
…という訳で、残りも使ってカードダスを回しました。
まぁ、立て続けにレアカードが出る事は無いですので、
残りは特にこれといった事も無く終了です。
ここでようやく冷静になり、この作品名をよく見ます。
『DRAGON DRIVE』
…ドラゴン…ドライブ……?
これってマンガなのかなぁ…?
でも、マンガだとすれば、著作権表示とかあるよなぁ…
そう思い、パッケージの隅を調べてみると…ありました。
『集英社/佐倉ケンイチ』
…集英社?
…って事は、ジャンプだし…やっぱりマンガなのかな…?
今度、学校で聞いてみるか…
そう思い、帰路ににつくのでした。
…というのが、センコークーラとの『出会い』です。
たまたま目的も無く訪れたお店で、
たまたま見つけたカードダスで、
たまたま描かれていたセンコークーラ…
そして、
たまたま財布を持っておらず、
たまたま親に数百円を借り、
その数回のチャンスでレアなセンコークーラを引き当ててしまったという…
こんな出会い方をしたので、私は今でも、
『センコークーラとは運命的な出会いだった』
と、思っています。
いや…だって…
こんなの運良すぎでしょ!(笑)
今思うと、こんな事…普通は無いですよ。
どうすれば、目的も無いお店で偶然カードダスを見つけて、
数回のチャンスで運命のドラゴンを引き当てるのか…
いや何ですか、パンをくわえながら急いでいたら、
交差点で偶然、運命の人とぶつかってしまったテイですか。
いや、元ネタは知らないですけど…(苦笑)
まぁ…とにかく。
この時、私は初めて『ドラゴンドライブ』と『センコークーラ』を知りました。
もちろん、カードゲームがある事を知ってから、原作を知ったのですが…
ちなみに、当時私が回したカードダスは『旧ドラドラカード』で、
バージョンは『GENETIC RAGE(ジェネティック レイジ)』
全57種で、ホロカードが3種だそうです。
その3枚の内の1枚が、このセンコークーラだったという訳ですね。
今更ながら…マジか…!
後にスターターも購入したのですが、そちらでもパッケージはセンコークーラでしたね。
もちろん、今でもスターターのパッケージは保存してあります。
ちょっとテープ剥がしをミスってしまって、微妙に剥がれている所もありますけど、
まぁ状態は良い方じゃないでしょうか。
さて、このセンコークーラは、マンガでも1回だけ出た姿で、
四つの翼がトレードマークとなっています。
私は『四翼(よんよく)形態』なんて呼んでいたりします。
いや、センコークーラは姿が多いので、
カード仲間の間でも区別する為に『愛称』を付けていたんですよね。
その流れで、このセンコークーラにも『四翼』という愛称を付けたという訳です。
まぁ、愛称を付けたのは、もっともっと後の事になるのですが…
こんな出会いをしたセンコークーラでしたが、
その後も色々な経験をさせてくれました。
思い出は、まだまだ続きます。
続きはコチラ→『センコークーラとの思い出 《マンガとの出会い》』
私が『特に特別な想いを持っているドラゴン』をネタにしたいと思います。
そのドラゴンは『センコークーラ』
知る人ぞ知る『ドラゴンドライブ』の主役・主要ドラゴンですが、
私が『特に特別』としているのには、ちょっと理由があるのです。
それは…
『このドラゴンこそが、私がドラゴン好きになった原因』
…という点が一番大きいです。
原因と書くと、ちょっと悪く聞こえてしまいがちですが、
私としては全く悪く思ってはいません。
ただ、『理由』と書くと軽い感じがするので、
あえて『原因』と書きました。
まぁ、それだけ私にとってセンコークーラというドラゴンは特別という事なのです。
他の方からしてみれば、センコークーラというのは『1キャラクター』でしょう。
いや、1キャラクター以前に、1カード、1イラストかもしれません。
ですが、私にとっては…
『親友であり、戦友であり、相棒である』
…そんな想いがあります。
色々な道を、一緒に歩んできましたからね。
私にとっては、1キャラクターや1イラストにとどまらないんです。
今回は、そんなセンコークーラとの『出会い』から書こうと思います。
当時の私からしてみたら、このドラゴンとの出会いは本当に運命的でした…
あれはまだ私が中学生の頃でした。
今から11年程前でしょうか。
当時の私は、特にコレといったマンガなんて読まず、
帰宅すればゲームをやっていたという感じでした。
週刊や月刊のマンガなんて、当然ながら買ってはおらず、
立ち読みすらしてもいませんでした。
唯一買っていた月刊誌は『64 DREAM(現 Nintendo DREAM)』でしたねぇ。
これもやはりゲーム関連で、マンガとは疎遠だったのです。
で、当時は現在の様にインターネットは普及しておらず、
ネットに繋ごうと思ったら、いわゆる『ダイヤルアップ接続』する時代だったのです。
環境が整っている家庭では、ISDNだのADSLだのがあったかもしれませんが、
それでもまだ、数メガの通信速度しか出ない時代。
もちろん、私の自宅も当時はダイヤルアップでした。
今の様にネットを使った生活ではなかったですから。
Windowsも98が主力で、ようやくXPが出始めた頃でしたね。
まぁ、前置きはこれぐらいにしておきましょう。
本題に移りたいと思います。
あれは中学三年の冬ー…
私は休みの日に、家族と隣町の大型スーパーに出掛けていました。
まぁ、アピタなんですけどね(笑)
私は特に目的も無く、ただヒマだったので付いていっただけで、
家族とは時間待ち合わせで別れ、私は店内をブラブラ…
ゲーム売り場やCDショップ、文房具コーナーや本屋を見て周り、
特にコレといった事も無く、後は待ち合わせ時間を待つだけでした。
そんな時、ふとカード自販機(カードダス)に目が行きます。
小学生の頃はポケモンカードが出始めた頃で、夢中になってやっていましたが、
当時はカードゲームも卒業し、プレイしていませんでした。
「そういえば、カードなんてやってたな…」
と思いつつ、そのラインナップを目で追っていた時、
1つのカードダスのパッケージに目が止まってしまいました。
そのパッケージは、白を基調に赤・黄で装飾されたドラゴンが大きく前に描かれ、
低コントラストの背景とあいまって、とにかくそのドラゴンが目立っていましたね。
「何だ…コレ…!?」
私はそのドラゴンに見入っていました。
他のカードダスはもう全く目に入らず、
それ所か、そのドラゴンが描かれたカードダスの『作品名』すらも目に入らない程、
その白いドラゴンに釘付けとなっていたのです。
自分では、とても長い時間、そのドラゴンを見ていた様に感じます。
実際には1分も経っていなかったでしょうが、
時すらも分からなくなる程、見入っていたんですね。
そのドラゴンを見た私は、胸がドキドキと高鳴っていました。
体は熱くなり、手には汗がにじみ…
何だか分からない『ワクワク感』があったのを、今でも覚えています。
ただ、それが何だったのかは分かりませんし、
今ではそんな感情、何からも感じないんですよね。
緊張とはまた違う、心の奥底にグッとくるドキドキした感じ…
やけに落ち着きつつも、それでいて熱くなる感じ…
当時はもちろん、ドラゴン好きでも何でもなかったですから、
ただ1体のドラゴンを見てそうなるというのは…不思議でしたねぇ…
で、ただ気になったまま終わらせたくなかったので、
実際にカードを…と、思ったのですが、
そういう時に限って財布を持ってきていないという…
このままではカードダスをガチャれません。
私は、待ち合わせ時間に親から数百円を借りて、再びカードダスの前に。
確かチャンスは3~4回だったんじゃないかなぁ…
百円玉をカードダスに入れ、ダイヤルを回すと…
紙に束ねられられた数枚のカードが、排出口から出てきました。
その中身をその場で確認してみます。
…無い!
パッケージに描かれたドラゴンは入っていません。
そりゃそうです。
今でこそ当時の状況を冷静に振り返れるので書きますが、
まず、全く知らないカードゲームを、ただ1体のドラゴン目当てにガチャるとか、
どれだけ無謀なのかと…
それも、カードダスのパッケージになっているドラゴンという事は、
そりゃもう主役級のドラゴンな訳で…
で、主役級という事は、簡単には出てこないランクのハズです。
いわゆる『レアカード』ですよね。
そんな事も全く気にしない、というか、気にならない程、
その時の私は無我夢中だったんですね~。
『向こう見ず』過ぎにも程があります(苦笑)
さて、まだ回したのは『1回』です。
チャンスはまだあります。
そう思いつつ、次の百円玉を入れてダイヤルを回し、カードを取ります。
中身を確認し…やはり、ありません。
パッケージのドラゴンは入っていません。
無理なのかと思いつつ、次の百円玉を入れてダイヤルを回し、カードを取ります。
中身を確認し…やはり…いや、あった!
パッケージのドラゴンが入っていました!
「うぉぉぉぉっ!…出た!!」
いや~、驚きました。
ただ、驚いたとはいえ、心のどこかでは『出るんじゃないか』と思ってもいました。
いや、このカードのレア度も当然知らないですから、
もしかしたらポンポン出るんじゃないかと…(笑)
で、よくよくカードを見てみると…
ドラゴンの背景はキラキラと光っています。
いわゆる『キラカード』という訳です。
これは…レアなんじゃ…?
ここでようやく、このドラゴンの名前が判明します。
名前は『センコークーラ』
…何だか難しい名前です。
パッケージでは体が半分程度しか見えていませんでしたが、
このカードでは全身を確認する事が出来ます。
翼は4つ、つまり2対ある姿。
属性は…光。
必殺技は…是空陣・光……?
レベルは…4………??
AP2200・DP2400…………???
陣……………????
ん~……何だかよく分かりません。
まぁ、分からないのは当然ですよね。
そもそも、この時点でまだカードゲームの名前すら知らない訳ですし、
このドラゴン目当てでカードダスを回していた訳ですから…
しかも、心のどこかで『出るんじゃないか』だとか、
『ポンポン出る』とか思ってやっていた訳ですから、
いや、当時の私は本当に無鉄砲ですねぇ…(苦笑)
ただ、今でも驚くのは…
『たった数回でレアカードたるセンコークーラを引き当てた』
…という事でしょうか。
カードゲームなんて『箱買い』しなければ、
運が絡んでくるのは必然ですからねぇ…
特に今回はカードダス、自販機ですから、
中身を調べるサーチ的な行為も出来ない訳です。
(もちろんサーチ的な行為はマナー違反ですので禁止です)
さて、センコークーラを引き当てて、まだ百円玉は残っています。
どうせなので、とりあえず全部やってみよう。
…という訳で、残りも使ってカードダスを回しました。
まぁ、立て続けにレアカードが出る事は無いですので、
残りは特にこれといった事も無く終了です。
ここでようやく冷静になり、この作品名をよく見ます。
『DRAGON DRIVE』
…ドラゴン…ドライブ……?
これってマンガなのかなぁ…?
でも、マンガだとすれば、著作権表示とかあるよなぁ…
そう思い、パッケージの隅を調べてみると…ありました。
『集英社/佐倉ケンイチ』
…集英社?
…って事は、ジャンプだし…やっぱりマンガなのかな…?
今度、学校で聞いてみるか…
そう思い、帰路ににつくのでした。
…というのが、センコークーラとの『出会い』です。
たまたま目的も無く訪れたお店で、
たまたま見つけたカードダスで、
たまたま描かれていたセンコークーラ…
そして、
たまたま財布を持っておらず、
たまたま親に数百円を借り、
その数回のチャンスでレアなセンコークーラを引き当ててしまったという…
こんな出会い方をしたので、私は今でも、
『センコークーラとは運命的な出会いだった』
と、思っています。
いや…だって…
こんなの運良すぎでしょ!(笑)
今思うと、こんな事…普通は無いですよ。
どうすれば、目的も無いお店で偶然カードダスを見つけて、
数回のチャンスで運命のドラゴンを引き当てるのか…
いや何ですか、パンをくわえながら急いでいたら、
交差点で偶然、運命の人とぶつかってしまったテイですか。
いや、元ネタは知らないですけど…(苦笑)
まぁ…とにかく。
この時、私は初めて『ドラゴンドライブ』と『センコークーラ』を知りました。
もちろん、カードゲームがある事を知ってから、原作を知ったのですが…
ちなみに、当時私が回したカードダスは『旧ドラドラカード』で、
バージョンは『GENETIC RAGE(ジェネティック レイジ)』
全57種で、ホロカードが3種だそうです。
その3枚の内の1枚が、このセンコークーラだったという訳ですね。
今更ながら…マジか…!
後にスターターも購入したのですが、そちらでもパッケージはセンコークーラでしたね。
もちろん、今でもスターターのパッケージは保存してあります。
ちょっとテープ剥がしをミスってしまって、微妙に剥がれている所もありますけど、
まぁ状態は良い方じゃないでしょうか。
さて、このセンコークーラは、マンガでも1回だけ出た姿で、
四つの翼がトレードマークとなっています。
私は『四翼(よんよく)形態』なんて呼んでいたりします。
いや、センコークーラは姿が多いので、
カード仲間の間でも区別する為に『愛称』を付けていたんですよね。
その流れで、このセンコークーラにも『四翼』という愛称を付けたという訳です。
まぁ、愛称を付けたのは、もっともっと後の事になるのですが…
こんな出会いをしたセンコークーラでしたが、
その後も色々な経験をさせてくれました。
思い出は、まだまだ続きます。
続きはコチラ→『センコークーラとの思い出 《マンガとの出会い》』